ふわふわした健康診断

私が普段使っているコンパクトデジカメには露出の異なる3段階で3枚連続撮影する機能がある。
自分で工夫してもなかなかぴったりこないので、便利な機能。
調子に乗ってそれでとり続けていると、データ容量が無駄に増える罠もあったり……。


さて、


「すずめ君、最近、何か面白い話ないかーい?」
「ナイデース」


という会話なんだけど、どういうことをお返事すれば、面白い話になるのか……。
実際のところ、いい話、浮いた話は、とんとないです。


そんなことを思いながら、会社に戻り中。


「すずめ君。健康診断です。16時30分までに病院に行ってください」


との会社からのメール。


今日は、クロワッサンワッフルを食べて、珈琲も2杯飲んでしまった。
こりゃ、結果が楽しみだな。。


で、市内某病院。


服も着て、靴も履いたまま体重を測る。


【看護師】「重くなってしまいましたね〜。はい、57.5kg、と」


いいのか?
何だか、応対の看護師さんの声がキャラメルソースのように甘く、心地よい眠気を誘う。
いいのだろう。。。(洗脳されますた)。


身長測定。
私の身長は159cmだ。
間違ってアバウトに160cmにしてくれないかな?


【看護師】「伸びてしまいましたね〜。はい、160.3cm、と」


を希望(今の空想)。
さて、本番。


【看護師】「む?」
【すずめ】「(ドキドキ)」
【看護師】「こ、これは? ん、違う!」
【すずめ】「(ドキドキ)」
【看護師】「158.9cm、と」
【すずめ】「(下げてきたーっっっ)」


というやりとりをしました。


続いて、視力測定。
実は私の裸眼視力はかなり低い。


【看護師】「(0.7)はい」
【すずめ】「わかりません……」
【看護師】「ん、(0.8)はい」
【すずめ】「わかりません……」


…以下、とんとんと続く。


【看護師】「(1.2)はい」
【すずめ】「わかりません……」
【看護師】「わー。(1.5)はい」
【すずめ】「わかりません……」
【看護師】「(2.0)はい」
【すずめ】「わかりません……」


【看護師】「……」
【すずめ】「……」
【看護師】「……あれ?」
【すずめ】「……」
【看護師】「わー。ぼけぼけだー」
【すずめ】「……」
【看護師】「どうしちゃったんだろー。下がってしまいましたー」


しゃがみこんで、反省する看護師さん。


ていうか……。


普通、0.7で見えなかったら、次、上に上がると思います。


その後、2人で笑いました。


もしかしたら、看護師さんは私を元気づけるために、敢えてコメディを演じてくれたのかも知れません。


でも実はこういうことってよくあります。


どうも、私自身が精神的に疲れていて上の空の時とか、知恵熱出過ぎの時とかに、それが周囲に影響して、話している相手の脳みそをふわふわさせてしまうことがあります。


多分、今回もそれかな。。。