罠をめぐる第一原則
スピブログで話題になっていた、大槻ケンジの歌の歌詞。
まあ、何だか順番的にいうと、
大槻ケンジが紡いだ言葉を、スピリチュアルの人達が引用するっていうのは、
何だか本末転倒な気がするんだけど、おいといて。
結構そういうのはある。
知っているのと知らないのとでは、大きな差が出てきそうな話が第一段階としてあり。
第二段階としては、
このことを知っているが故に、そこに縛られてその先に行けないという罠もあり。
といった感じ。
その話はちょっと難しいので、その手前の簡単な話題として。
要はだいたいにして95%が罠だろう。
ただそれだけだとつまらない。
95%の中の5%は、罠だとしてもその罠が好きだ、と自ら思えるような罠で。
95%ではない残りの5%には、罠ではない何かがあると思う。
それ以外の90%の中には、
「私はいい人です」とか、
「罠と知りつつもついつい」とか、
そういう単純なものは、
大槻ケンジの歌の題材にもならないんだけど、
村上春樹的な、いわゆるメタ的なもの、
「「Aと思わせてB」と思わせて実はC」と思わせて……
が複雑に重なってくると、いよいよ面白くなってくる。
で。
ここからが大事な話なんだけど。
罠をめぐる第一原則。
『ある程度時間とお金に余裕がないと、
罠をつくるのも無理だし、罠にはまるのも無理』
大事な話はおわり。
あー。何だかこの話題って、オチが見えないな。