若い人にまかせます

■ネット社会からの卒業
そういえば、もみみの卒業以来、定期的にネットから遠ざかったり、また活発に参加したり、繰り返してきましたが、今度こそ、ネットはそこそこの関わりにして、リアルな人間関係に力を入れたいです。

学生時代からのネット社会との関わりを振り返ると、時間の無駄だったのか、なんだったのか、色々な気持ちになります。

今、見てると、心理戦・情報戦に熱中している人がいて、そういうのに詳しい人がいないから、気づかれずに無双しているのが、何となく気にはなっているんだけど、そういう現象と向き合うチャンスは若い人に譲ろうと思います。

心理学は、心を閉ざした人と向き合う技術でもあると思うので、SNSで自己開示している人を標的にするのはチョロイのです。まして、twitterFacebookでたまに話題になる、貴方の一年を振り返ってみましょうとか、貴方の脳内はこうなってますみたいなアプリが、そういった精神攻撃に悪用されてるんじゃないかなって思うので。

たとえば、そういうツールを使って標的のTLを分析すると、昨年一年間で4回ウコンについてつぶやいている。「今日は飲み会だ。ウコンを飲んでバッチシ」などと3か月前につぶやいている、とします。ネットで調べると、ウコンの健康効果は証明されてないとか記事が出ているので、それを引用しつつ「意識高い系のウコニストワロスwwwww」とかつぶやけば良いわけです。

言われた本人ですら、何となく気持ちが削がれるだけで、攻撃を受けた自覚もあいまいだし、更には世間はそういうポンポン辛口なことを言う人を「言葉を飾らず本音で勝負してる格好いいやつ」みたいに上げ評価するので、いくらでもやれちゃうわけです。

ついでにいうと、その程度の言語技術だと、若くて才気活発な、現代アートとかに興味のある霊感少女とかを相手に3ターンも戦えないのです。

現象が善か悪かは、別として、ある種の純粋な個人技の対決ではなくて、もっと違うモヤモヤしたバトルになってしまうので、そこに向き合う何かやむをえない人間的事情もなければスルーで良いのかもですね。世間に伝えたいのは、そういう時、基本はスルーで。でも、「この人、何かやってる?」っていう微かな違和感に気づくことをして、誰かがその精神攻撃の被害にあってないかのチェックだけはしておいたらいいと思います。

といて「ウコニストワロスwww」からそこまで気づけるには、経験が必要ですけど。