ゲシュタルトの崩壊
なっちゃん、意外と難しい言葉わかると思うんだけど、
昭和の言葉に、ゲシュタルトの崩壊、ってのがあるのです。
もともとの意味は、物事をちゃんと見ることができなくなった病的状態を意味するんだけど、裏返しで、自己の輪郭があやふやになってしまった人のことを、ゲシュタルト崩壊、っていうこともありました。
色々な人にあてこすりを言ったりしているうちに、そもそもの自分が何なのか、よくわかんなくなったり、1つのキャラを一週間以上維持できなくて、言ってることや、その重みがコロコロ変わったり。
そんな人のこと。
それは昭和の出来事で。
今は、ゲシュタルト崩壊してるくらいがちょうどいいか。
昔は、ゲシュタルト崩壊すると、どんどん悪化していったもんだけど、今はゲシュタルト崩壊のままで日々を楽しく過ごしていける。