先日、コンビニの店員さんが首にかけている十字架が妙に印象的だった。
一言で言えば、まぶしかった。
まるで私は呪われた魔物のように、ドキドキしてしまった。

まあ、普通は恋だと思う。

そうは言っても、
店員さんに片思いして過ごす作戦をまた始めるつもりはないんだけど。

そういえば、その店員さんは、趣味で写真を撮る人らしい。
撮った写真を見せてもらったことはないが……。
ほとんど会話したこともない。

会話はいいとしても、色々、写真は見たい。

十字架だけに、これは何かの啓示だろう。

いつもひょっこり現れるアマチュアカメラマン氏が、古本屋さんで「写真のABC」(金園社)という本を買ってきてくれた。私はコンパクトデジカメしか持っていないし、そんなに気の効いた写真も撮らないと思う。

が、写真の基本についてざっくり覚えておけば、写真が好きな人との会話が少しできるかも知れない。アドバイスをもらったときにも意味が理解できる。

「完璧に覚える必要はないし、そもそもそんなことは無理だから」

というアドバイスをいただいたが、一応、ちゃんと一通り目を通しておこうと思う。

世間のブログを見ていても「写真の撮り方・使い方が上手いな」と思うところは、お手本にして、自分の参考にしたり、何かの機会に「こういうものがつくりたい」ということを伝える時のお手本にしたい。

文章なんかは、最近の私のブログも案外そうだけど、自己憐憫やら、自己顕示欲やら、自己正当化の錦の御旗やらが増えてきて、読みづらいものが多い。

昔は、色々な人の色々な文体を読むのが楽しかったが、今は文章については、あまり気にしないことにしよう。
写真に興味を持つことで、共通感覚論的にいうと、私の世界は聴覚優先から視覚優先にシフトするのだ。
視覚優先の文化に切り替えることで、気持ちはだいぶ楽になる。

そもそも、私は女の子目線を使うことができる。

使えるものは使うべきだ。

ふーん。何かパッとしないわね。

おわり。

みたいなっ!

逆に素晴らしい写真を見ても、それについて多くの言葉を費やす必要がない。

ふーん、いいわね〜。

と心の中で思う。

おわり。

ってな感じでっ!

そして、むしろ、それ以上のことをあまり読み書きしない方がいいかも知れない。

以上。

すずめかしこ。