センチメンタルブース

ここ数日、何だかため息ばかりついていました。


ため息というか、
イメージ的には、ぬれたタオルを両肩に載せているみたいな感じで、
ペパーミントやラベンダーの温湿布というわけでもなく、
ただ単に、べったりとした重たい気分がたちこめていました。


すずめ「うー。誰か私にデコルテの呪文を唱えてください……」


この状態が続くと、リンパが詰まって大変なことになりそうです。


タニーがここ一番の決戦で負けてしまい、
しょんぼりしているのも理由の1つかも知れません。


何か気分転換の良い方法はないだろうか?


木曜日は、ちょっとした作戦会議もあって、
1人でのこのこ本町に出かけていきました。


入口向かって、左側はハッピーブースで、
右側は、センチメンタルブースです。


1人なのでセンチメンタルブースに席を探します。


手前側、室内なのに、格好良くスーツを着込んだ紳士が2人いて、


奥には、小豆島でオリーブ見学をし、高松でうどんを食べてきたばかりの
旅の女性が1人、ボジョレーをグラスで飲んでいます。
50代女性ですが、
「氷を一個入れるとおいしいかも知れないわ」とか粋なことを言い出し、
すっかりワインバー気分を満喫しているところなのです。
私が座るなり、話し相手に任命され、私は聞き役に徹しました。


うん。物理的に日帰り旅行圏でも、後はヒマとカネの問題だよなあ。


左側から。


紳士A「よしよし、ちょうどいい具合に壁ができたぞ」


という声が聞こえます(何ィッ(-.-;;!)。


私がいない間、紳士2人と、旅の女性との間にどんな会話があったのでしょうか?
知るよしもありません。


いいとして。


土曜日は、大手町のカフェ「ハルジョオンヒメジョオン」に出かけていき、
土曜の夜の音楽会、花かるたのライブを見ていましたが、
仕事なつながりの方がはるばる東京から遊びにきていたので、
びっくりしました。
花かるたワールドおそるべしです。


私なんかは音楽系はファラウェイ(すごくアウェイ)なので、
小さくなっていましたが、
その方はすっかり場に馴染んでいました。


手前のお店で赤ワインをグラスで一杯いただいたので、
ちょっとあんまりうろうろしないです。
うろうろすると、転倒しちゃいますからね。
私は日本人なので、転倒しても金メダルってわけにはいかないです。


ちなみに私にとってボジョレーヌーボーというのは、
「別においしいものじゃないのよ」とか、
「氷を一個入れるとおいしいかも知れないわ」とか、
そういうことが重要なのではなくて、
恵方巻きや、土用のウナギと同じで、ローソンのポイントがたまることが重要なのです。


ちなみに、まだまだ元町近辺も、クリスマスムードではないです。
これから着々と準備が進むかな?