中二病的新たなスタートダッシュ

横アリ出撃と、函館大沼ライドの完走が僕の運気をかなり高めたらしい。
あたかも大規模キャンペーンクリアのボーナス経験値が半端なく加算されたみたいだ(目には見えないが)。
この運気を活かして、さっそく嫁が見つかるといいなと思ったりもしたが、そっち方面はさっぱりで、ボーナスポイントの恩恵は……婚期的にはあまり望ましくない不自然なモテ期の到来となって現れた。

色々あったけど、やはり、ある日の焼き鳥屋の件。何か、犬の散歩のついでで立ち寄った常連客のワンコだかがすごくかわいくて、私は黙々と食べて飲んでいたが、席の後ろ側でカワイーカワイーと賑わっている。
気がついたら、その声はパンプキンちゃんだった。
20歳になったパンプキンは大人びた声のトーンになっていたので、さっぱり気づかなかったけど、無理して出してる声な感じでなくて自然な感じだった。
とりあえず、近い………近すぎて、180度後ろなので、振り向いてガン見するわけにもいかないので、アダルトトーンなパンプキンが後ろにいるというのを感じながら、食べて飲んだらさっさと会計して帰ることに決めた。
さて、どうしよう。
パンプキンを動かさないと出られない。何のゲームだこれは……。
仕方ないので、
「パンプキン、そこに僕の荷物があるからちょっとどいて」
と言った。やむを得ずそうしたのである。
パンプキンは無言でピョコピョコと動いて、ちょっとどいた。
その動きがちょっとかわいい。
ちょっと嬉しそうに見えた(ちょっと思い込み)。
多分、僕のブログを読んでいるんだろうと思ったので、前回のブログでは「函館大沼ライドの報告がしたいから、またウロウロしてくれないかなあ」と書いたけど、いざとなると、一週間も前のことを自慢気に報告しづらい。

普段の仕事は本当に地味な作業の繰り返し。新しくできた道路の影響で、多分、街中の道路はすいていると思われ、通学児童・生徒の安全性が保たれているはずだ。
それで、朝、そういう場面を撮れそうな場所にいって、写真を撮るのだけれど、これまた通学児童・生徒と間近にすれ違うことになるので、ちょっと気まずい。
チビッコや女子生徒がこっち見て「おはようございます」って声かけてくるんだけど、これは親しみの表現ではなく、犯罪抑止の効果がある。お前の顔は覚えたぞ、という意味なのである。
みたいなことを思いながら、こういう時は堂々と撮っていた方がいいんだと自分に暗示をかけながら、車と子どもとなシチュエーションになるたび、シャッターを切っていた。
やたらと勘の良い子どもがいて。
「この人…。カメラを持ってる」
「車の様子を撮ってるんだ」
「僕たちを…交通事故から守ってる……?」
ちょっと違うけど、ほぼ正解。
「正解でーす(-.-)/」
最近の小学生、察しが良すぎてこわい。
テレパシー少女みたいなしゃべり方をする少年。
だから、こっち見てピョンピョン跳ねられると写真になりません。
自然体で通学してる感じで歩いてください。
結局次の日は集団で絡んできて、根掘り葉掘り聞いてくるので、
いっそ、
「じゃあ、合図したら向こうに歩いて」って指示しようと思ったが、
それだとヤラセになるので言わなかった。

桜組は、9月の東京遠征を無事に終えたようだった。
向こうにも一定のヲタがいるらしく、横アリの感触からみて、固定ヲタ10名くらいいるのかな、DDの好意的なヲタがきたりこなかったりで、毎回、30名くらいは馴染み客が集まるのではないかと想像。にしても、
?エゴサに流れてくる世間の評判
?ブログにコメントまでしてくれる熱意あるヲタの数
が貧弱。今シーズンは、それ以上の飛躍が難しそう。
自転車にのって八郎沼行ってきた。この日、江差往復のチャレンジランがあったが、函館大沼ライドの後ほったらかしにしていたエスケープさんで往復50kmも走るのはちょっとやめた…。国道227号をビンディングつけて走るのはちょっとこわい。今回は、ちょっとサボった。
八郎沼にはちょっと思い出があり、今となっては何もない、適当に木が生えてるところをしみじみ歩いたりしてみた。
イベント会場で食べるものを探したが、ご当地グルメ的なのが少ない。木古内以西や八雲などと比べ、北斗市のイベントはどうも食べ物が面白くない。食材を全力で使えば美味しいものが沢山ありそうだが、イベント出店者は、焼きそばとかたこ焼きとか、普通のものを用意してる。
まあ、僕もだんだん地元民的になってきたので、わざわざホタテ焼きとか頼んで、味が普通だったりすると損した気持ちになるもんね。
そんな中、ギョーザがジューシーで美味しい。ギョーザとノンアルコールビールで楽しいひと時を過ごした。青空の下で食べるギョーザは最高だ。
ふと見ると、ステージ裏の出演者控室の入口にヲタク集団がベッタリ貼りついていた。あそこまで堂々と入り待ちしてるのを今まで見たことがない。何やら自信たっぷりなオーラも出ていて、そういう人達なのかなと、妙な安定感を感じた。中心人物から想像するに、函館のドリラバやアイドルカフェを応援している人達が様子見できてて、そこによく分からず桜組の応援できてたヲタが合流して的な感じだろうか。色々な可能性があるということで、勿論、今こうして書いている以外の可能性も幾つか思い浮かぶが。
よくわかんないけど、函館もヲタの人数増えてきたんだなー。ココアとかでまた会いそうな気がするけど、とりあえずこの場では一緒になりたくないので、ギョーザを食べ終わったら、速攻で逃げた。
八郎沼のステージでは、センター最前にいた小さい女の子が、フリコピしてなかなかいい感じに出来てたので、この子みたいなのがTOだったらいいなと思って見ていた。
ヲタク集団は左端に集結していて、リーダー格が、パッチーン!パッチーン!と宴会カラオケみたいな手拍子をしていた。後でTL見たら、そういう作戦らしい。
グルメの時にきてたヲタはフリコピしてたと思うが…、毎回違う集団がきているのだろうか。今回はフリコピの方が良かったはず。反復横飛びできる空間があったし…。裏目に出てる感があった。

一方の私は「彼氏ヲタ気取りプレイ」という高難度なヲタ芸を練習中で、オーラ感出すのは非常に難しい。その日、観光協会のお姉さんからは「すずめ君いたんだー」って言われて、違和感なく紛れ込めたようで安心。
前回の陣屋では、漫画にあるような、センター後方で腕組んで穏やかな笑顔を浮かべてじっと見ていたんだけど、観光協会のお姉さんが駆け寄ってきて、
「すずめ君!すずめ君!仕事できてるんじゃないんだから!目立つよ!目立つよ!」
って注意されてしまった。実際、会場全体見渡せる位置に立ちたい習慣があるわけで、ついつい、設営スタッフみたいなオーラ出ちゃったのかな。
気が付くと、観光協会のお姉さんが桜組のメンバーと何やら話している。他のことに気をとられているうちに、桜組のメンバーが舞台裏からスタスタスタスタ歩いてきて、観光協会のお姉さんと合流した模様。建前上、桜組のメンバーは僕のことをブロックしているのだから、観光協会のお姉さんがいようがいまいが、僕を見かけたら迂回するとかして欲しいものである。もうこうなったら、ずっと先のことかも知れないけど、5人で同窓会するときとか、僕も呼んで下さいな――。
実はその直前に大雨が降って、走り回っている間に手袋を片方なくした。それで桜組どころではなかったので、間近に迫る桜組メンバーのことをちゃんと見なかった。結局、その日に右手をなくして、前回左手をなくしたので、家に戻ったら、一対の手袋に戻ったんだけど、不幸中の幸いだかなんだか。

ブロックといえば、ある日のサブカルイベントで、自転車のってるコスプレの女の子に声をかけられ、その後もあれこれイベントがあったことから、行くとか行かないとか、2ヶ月ほどLINEでやりとりしていた。
結局、その子的にたまの連休とかになると女の子同士で遊んだり色々したいらしく、一緒に自転車のってどこかへ行くようなフラグは立たなかった。そうそう、フラグと言うのは、男子ヲタが読むような萌え系の作品の専門用語なので、「フラグ」「分岐」「ルート」といった単語は、女子に言っても伝わらない。一応、説明しながらだったりもしたんだけど、結局相当なストレスになっていたようで、何だか申し訳ない気持ち。そうこうしているうちに、その子はステージに立つ人になったため、縁を切られた。
出来事の輪郭だけ書くと、そんな感じ。途中まで妄想的な会話にあわせてくれてありがとうって思ってる。
「オタク」という言葉は、評論家が何と言ったか知らないけど、同じイベントに向かって歩いている同士が「オタクも?(行く方向一緒ですか?)」って声かけあったのが起源だと思う。実際僕もそうだったし…。だからヲタクという言葉にはファーストコンタクト的なくすぐったいイメージがある。僕だけですかね。今はもっと簡単に「その分野に熱狂してうるさい人」くらいの意味になったと思う。このメモはなんだっけか。

桜組の時に見た、函館のオタク集団のことでいうと、要は、アスペルガー症候群を自称する人を中心として、現場の主導権を握ろうとしたり、TLでの制空権を取りに来たりしてるんだけど。対抗手段を講じるべきは現役の桜組ヲタさん達であるべきなので、私としては一応観察してたけど、対抗手段を講じる人がいないなあということを気にしていた。
僕の思うに「目的のない、メリットのない行為に熱中」する点についてだったら、本物であれネタであれ、人格障害的なニュアンスも親しみを覚える。けれど、何らかの作戦行動をとっているように見えるし、本人もそのようにつぶやいている。色々と裏がありそうでこわい。
人はそれぞれ、自分の性格タイプに応じて、心理的に転落した場合の行き着く末路というのがある。私の場合は、妄想癖を社会的に折り合いつくレベルにとどめておかないとダメだなってことは自覚。自己愛性パーソナリティ障害の場合、発言と行動の蓄積から分析できるので、専門家でなければ声に出しては言えないだろうけど、ネットで見るリストと照らして判断し、対処を考えることはできると思う。どっちかというと、モラトリアムもそうだったし、アスペルガーとかも、ネーミング的に格好良いから、負の属性・称号として使いたがる人がいるんだろうな。本来の平凡な診断名は全然普及していないものね。
ともあれ、心理ブームはずいぶん前に終わってるはず。

ネーミングで燃えるなら、安ワインは面白い。たまにTLも賑わう。
ワインは、高級なワインをピカピカのグラスにいれて、色合いを見つめたり、最初の印象やその後の余韻やら、味わいながら飲むのもいいけど、とにかくお金がかかる。コンビニ・スーパーで安くて美味しいワインが手にはいるようになり、そういうのは大抵スクリューなので、2〜3日にわけて1本飲むのに飲みやすい。
てことで、私の中では上位でもコノスルのピノで(笑)、アルパカさんや、セイコマ・ファーブル、セブンのアレグレメンテとか、コスパの良いワインを飲もうと思ってる。難しい品種はこのレベルではあまりないから、カベルネ・ソーヴィニオン、メルローピノノワールシャルドネ、ソーヴィニオン・ブランの5品種を揃えればオーケーだ。アレグレメンテとか炭酸で割ってガツガツ飲んでも翌日具合悪くなったりしないし、飲みやすさ重視でいうといいワインだなー。
今回の僕のワインブームは、応援していたアイドルが20歳になっているので、飲みやすいお酒の話をして、無理矢理波長をあわせたいなあという目論見です(笑)。なので、アフィリアのアヤミさんが、高級ワインのコルクが抜けない、みたいなことをつぶやいていたのを見て、早くも敗北感。もしかしたら「安いワインが美味しい」みたいな話題は響かないかも知れないなあと思いつつも、この…間違った作戦コンセプトで、しばらくは戦うつもり(何の戦いだ)。アクアパッツァも練習中。中二病の心を熱くするその名に惹かれた。

函館のサブソニ2は、アニソン・ボカロ・ロックや色々、そしてコスプレイヤーやゲーマーも集まり、盛り上がっていた。個人的には、カケル君(生協の移動販売車じゃないよ)誘ったら、きてくれたんで、一緒に遊べてそれだけで本当に充実した一日を過ごせた気持ちがした。40代にもなって、もう無茶なことしてたらダメな年齢だ。MIX打ったり、裏跳びガンガン飛んだり、ロマンスしたり、ヘドバンしたりして楽しかったけど、新しいことを覚えようという意欲は薄い。直前にラブライブのDVDを初日の分だけ買ってきて一回見た程度。魅雄ちゃんのコスプレをARIAカンパニーなのかなあと思って見ていて、あっ!ラブライブなのかーって、ずっと後になって気づいたりした。自転車のおかげで基礎体力が向上して、結局、首だけがひたすら痛かった。筋肉痛的なのは収まったけど、神経にちょっと当たっているらしく、ヒリヒリした痛みがまだしばらく続きそう。

しばらくおとなしくして、料理の練習したり、エミリオンから譲ってもらったハードカバー小説を読んだりしてすごそう……。次回はブログに書く話題は少ないかも知れないけど、中二病的新たなスタートダッシュだ。