ヲタクはリア充をめざす、厳しい情勢

雨の日にコンビニでホットコーヒーを頼もうとすると、「アイスでなくて?」って聞いてくるから、「あ…あいす…」って訂正してアイスアールグレイを飲んでたりする。ラーメン屋で激辛ラーメンを注文すれば、「チャーシューはバラ?」「ええ…バラ肉で」。そば屋で牛角煮丼定食を頼んだら、「おそばは冷たいおそば?」って聞いてくるから「はい」ってなるし。


何か、僕に選択肢が与えられてないような気がするんですけど……。


そんなわけで、せたなライドは無事に完走できました。


多分、今年ヒャッハーできる最初で最後のクエストになりそうだから、いいねボタン押し忘れた人は押しに来て!(笑)
女の子だったら水着の後ろ姿とかをさりげなく公開してくれてもいいです。
前回と違うリアクションを試みるよ。


いや、いいんだけど。


浅見さんに報告したら、
「せたなライド、結構いいピッチで走るでしょー?」
「確かに、みんなキビキビ走ってました!」
私のグループはとある函館のチームが半数以上を占めていて、特に会話はしなかったけど、後ろについて走ってたので、今度どこかで遭遇した時には挨拶したりもあるかも知れない。集団で自転車走るのって、一人で走ってる時と違う高揚感がある。てか、いつものペースより速い。


何か、シュークリーム食べたり、プリン食べたり、最後にバーベキューしたりの楽しいサイクリングイベントのように見えて、結構練習量こなしてないと完走するの難しい。特に後半にもなってから結構長い上りがある……。そんな大変さも、岩シューも美味しさも、サイクリストはあんまりツイッターとかに書かないみたいだ。


彼らは真のリア充なのである。


そんな空気に溶け込んで、ストイックな時間を過ごすようになったら、いよいよ恋愛にならないから、今からそれは絶対に困る。「今年に入って100km何本いきましたー?」「まだ2、3本」「全然だねー」みたいな自転車屋さんでの会話みたいなのは、住んでる世界が違うんだ。
それでもビギナー卒業したら、特にアクシデントさえなければ、100km完走は特別なことではなくなる。だから、今のうちにこの感動をアピっておきたい。「100km完走したー」「すげー」っていうステージを満喫したい。


昼間のコンビニに買い物にしに行ったら、
パチパチパチパチパチ!!!って、拍手で迎えられてちょっと嬉しかった。
そうそう、これこれ。


いや、違う。そうじゃないんだ。


DMで「おめでとやったね」って言われたい。


あわよくば、女の子とデートしたいんだーっ。


突然どうした?


グリムガルの影響なんだけどね。


グリムガル文体を取り入れてます。グリムガルは「生身の感情」みたいなのがすごく読んでてじわじわくる。


ああ、ラノベがこんな調子で、恋愛したいとかなんとか言い出したら、もう帰るべき非リアの聖域なんてどこにもないんだ。


ソシャゲのギルドだって、ギルドにJK誘いたいなーとかそんな話で盛り上がっている。


と思ったら最近、ガチメン率増えたらしく、レートをいったん下げてから連勝重ねてみたいな。
青は祈り固いから回避して…とか。
そんな会話で盛り上がってるぞ(-.-)??

ギルバド用のパーティが育ってなくてクエスト周回パーティで戦ってるけど、ダメかな?


でも、グリムガルが特別なのか、わかんないけど、バーチャル世界に投げ込まれ、何で僕たち戦ってるんだろう、でも恋愛もしたいなみたいな世界観って、僕にとってはすごく救済的で、未来への展望を感じさせる。山本彩の「乙です、ソーシャルちゃん!」に図星さされたって、モテたい気持ちが秘めたる動機の主たる部分を占めても良いのでは、と思う。


勿論、ソシャゲもするし、米澤穂信を読んだり、デレ漫画も読むんだけど、日常の中にとけこんでいく。


非リアを一通り極め終わった今、やっとそう思えるようになってきた。


恋愛してこなかったことへの言い訳ができなくなり、かなり厳しい情勢だけどねー。